沿革
弊社は終戦後7~8年間の熱処理業界は軟鋼材の浸炭焼入小物の調質焼鈍のみであり、昭和27~28年ごろより大型化の傾向が進みながらも何処も大型化を計るものはなく、昨今、鉄鋼の大型化を多量生産化にともない機械機器の益々大型化しつつある現状に鑑みまして、大型熱処理工場として設立いたしました。
当時不況にて母材節減の為、製鋼会社より大型ロール化及び圧延機のカムワルツギャーの肉盛再成(ハードフェイシング)焼鈍を他にさきがけて手掛けて参りました。
その後、各界の需要に依り特に不完全とされている素材金属加工前の熱処理、重量物の焼鈍、焼準、長尺物の焼鈍、焼準、ステンレスの溶体化処理、鋳鋼の焼入、焼もどし、そり修正、原子力発電関係、その他全般の熱処理に対し多年の経験と存分の技術を生かし各需要家の要望に応じ般石の信頼を得て参りました。
当社におきましてはなお一層熱処理技術を学び、且開発する為の努力と研究に励んでおります。